128 伊萬里色絵花鳥文鶏摘蓋付小壺
 製作年代 享保(1716−1764年) h19.0cm

一対の蓋付小壷であるが、蓋には愛らしき雄鳥の摘みがある。これは主として輸出用に作られたものである。
何れにしても大量に作られたもので新味はないが、大量生産にふさわしい気どらず手軽に鳳凰や草花を早技で描いているので結構楽しめる。西欧ではこれをランプに改造し使用している。
この手のものはパリの蚤の市に行くとよく見かけたものだが今は全く姿を消してしまった皆無である。