079 伊萬里色絵菊花文平鉢 製作年代 寛文(1661−1673年) h6.0cm d32.3cm

これも花鳥見込芙蓉手皿と同じく輸出向けに大量生産されたものである。
幔幕を張って中央に菊花が生けられ、この菊一輪と蕾は赤と青で見事に描かれている。それを受ける録の左右に拡がる二本の葉は、この大輪の赤の花と青い蕾を力強く受けて、より効果的に空間を処理している。
またその下に一双の菊花が添うのも、その効果を更に拡大し豊かなものにしている。見込を囲む草花と緑と赤の緑地絞は異色である。